DIYで缶スプレー塗装失敗。アリストのボンネットを塗り直しました!

今回はアリストのボンネットを缶スプレーで補修された後の塗り直しをしましたので紹介をしたいと思います!

施工前

今回はお客様が塗装のチョーキング現象(白亜化)によって白い粉を吹いたような白ボケてきた状態を何とかする為に、
ホームセンターで購入をした缶スプレーで塗装をして失敗してしまい、その塗り直しのご紹介です。
画像で見て分かる通り、艶感がなく全体的にマダラで塗装がたれているような感じになっているのが分かりますね。

ボンネット以外も塗ってありましたが、とりあえずボンネットだけでもなんとか綺麗にしたいとのことでボンネットのみの塗装になります。

下地作業

まずは下地作業からおこなっていきます。
缶スプレーで塗装されていない場合の塗装は、程度によってパテやサフェーサーの作業がありますが、ベースの色が多少残って居ても大丈夫なのでペーパーで足つけ程度に研いでから塗装という工程が多いです。


ですが、今回は缶スプレーで塗装をしてあるので足つけ程度のペーパー研ぎができません。
なので塗装を下地から取っていく剥離という作業からになります。
何故剥離から行うかというと、缶スプレーの中のラッカーが下地にも影響を与えるくらい強い溶剤で、足つけ程度に研いでサフェーサーを塗って塗装をしても残っているラッカーと新しい塗料が混ざってしまいブツブツと湧いてきてしまいます。

画像のリムーバーを使います。下地から剥がしていくので超劇薬ですがものすごく取れます。

剥離材をボンネットの上にかけて伸ばしていきます。
数分したらこの通りちょっと見た目は気持ち悪いですが、塗装が浮いてきているのが分かります。

しばらく放置をすると金属の状態がちょっと見えてきましたね。
塗料がこの通りごっそり取れました(^O^)/
ここから綺麗にペーパーなどで落としていきます。

剥離が完了しました!
少し凹みが合ったのでそこも直しながら塗装ができる状態にしていきます。

金属の部分まで剥離をしたので、錆止めをしてからサフェーサーを吹きました。
サフェーサーが乾燥して少し研いでから、塗装をします。

塗装

下地作業が終わったらベースを塗って少し乾燥をさせ、クリアーを塗ってしっかり乾燥をさせていきます。
塗装が完成した写真はこちらです。車本来の艶感が戻って綺麗になりました^_−☆

完成

綺麗になりましたね(^O^)/
他のパネルとは塗装状態に差がありますが、お客さまには喜んでいただけました!!

今回は缶スプレー後の塗装状態が悪く、剥離という方法を選択しました。
剥離までしてしまうと、本来は足つけ程度でよかった塗装も遠回りになってしまって余計にお金がかかってきてしまいます。
塗装は下地の状態が大切ということを知って欲しいですね^_−☆

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